誰かに何かをお願いしたとき、「あいつは細かいところを気にするやつだな」と思うときがあると思います。
しかしそれはその人にとって普通のクォリティなのです。普段の仕事でそれくらいの事は凄い短い時間で考え抜いて答えを出していることが殆どです。
では何故細かい所を聞くかと言うと、それは前提となる情報が全然共有されていなかったり、足りていなかったりするからです。当人にとっては当たり前な材料が提供されないので、細かい所を聞かないといけない事になっているのです。それが無いと普段のクォリティにならないのです。
何かを天秤にかけるにも、情報が圧倒的に足りていないので判断ができないのです。
ふと冷静になって、なぜこんな事を聞くのだろうという考えを巡らせれば、相手の普段のクォリティに達する仕事の仕方をしていないと気が付く事もあります。