結果をトレースするのではなく考え方をトレースする

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物事の応用が上手な人は、結果をトレースしているのではなく考え方をトレースしているのだと思っています。
考え方というのはWHYにあたる部分。なぜそうしたのか。

仕事の仕方が下手な人は総じて、結果がこうだったらこう対応するという1:1の結論を出している傾向があるように思えます。なぜそうしたのかを理解しないで真似をするので、なぜそうしているのかが自分で分かっておらず、対応が短絡的に見えてしまう。

他にも、転移学習という言葉を使うと界隈から怒られそうですが、別の分野の事例を聞いた時、パズルピースをはめ変えて自分事の事例に落としこむという事も、考え方は同じです。
これが出来ない人は他分野の話を聞いても、「話としては面白かったけど、僕らには関係ないね」とか言ってしまう。ヒントなんてそこら中にあるのにね。

身近な事例(良くある事例)だと、〇〇社で使っているから僕らも使おう。みたいなやつ。他には、他業種のカンファレンスに参加しても何も得られない人とか。(同じ業界の同じ業種の事例でしか学べない人とか)

私が今まで見てきた人(エンジニアに限らず)の殆どが、結果をトレースする人は微妙な人が多く、考え方をトレースする人は成長が早く、似たような失敗を何度も繰り返さない人が多かった。