お得祭り2020ということで、2020年3月30日までエプソン製品が安くなっています。Canonもキャッシュバックキャンペーンを2020年5月7日までやっています。
いつもはコンビニでプリントやスキャンをしているのですが、プリントはまだしも、(セブンイレブンでの)スキャンは手順がとても煩雑で何枚もサクサクとスキャンできないため、大変ストレスフルでした。そのため、今回は複合機を購入する事にしました。
また、最近は印刷するものが増えてきたので、プリント性能にも拘るようにしました。
スキャナに関しては自動で両面スキャンが出来るものを候補に入れました。印刷物がそれなりに届くので、それを効率よくデジタル化するためです。
購入選定
- EPSON PX-M885FR1(PX-M885F)
- PX-M885FR1とPX-M885Fの違いは、キャンペーン用に型番を変更しているだけで中身は全く同じとの事
- EPSON PX-M886FR1(PX-M886FR)
- Canon G7030
- Canon G6030
※CanonはMAXIFY MB5430
と比較するべきでした。こちらもカタログスペックを見るととても良い機種だと思います。両面自動スキャンも出来るようです。Dropbox等へのスキャン画像保存は無理なようです。
ヨドバシの店員さん(公平性を期すためにBrotherの人に聞いた)に聞いたところ、Canonは電源を入れるたびにインクを消費するのでオススメしないみたいな事を言われました。参考
EPSONはクリーニングを自動でやるかどうかは設定次第との事。あと、自動両面スキャンをしたい場合は、EPSONにするしかないと。
じゃぁPX-M885Fが3万円くらいだしこれにしようと思ったら、思わぬ罠がありました。最初についているインクはあまり印刷が出来ないので、最初はインクを購入した方が良いとのこと。
そしてPX-M885Fのインクは高い。
CMYK4色で通常容量で5,810円x3+7,470円=24,900円(税抜)=27,390円(税込)。
大容量だと7,150円x3+17,480円=38,930円(税抜)=42,823円(税込)。
この機種は初期費用を抑えめの代わりにインク代が高いモデルとの事。大容量パックだとブラックが10,000枚、カラーインクが5,000枚。
そんなに印刷はしないけど、インクは必要なので、本体代3万円にインク代が3万円~4万円で6万円~7万円結局かかる事になる。
ちなみに、1つ前のモデルにPX-M884Fがありますが、これはWifiの5Gに対応しているか否かの違いで他は代わりがないし、後継機の885Fの方が安い。
PX-M885Fの上位機種としてPX-M886FL(PX-886FR1)があります。
本体性能は変わりません。何が違うかというと、インクが違います。とはいえインクの中身は同じなのですが互換性がありません。
PX-M886FLは大容量のインクが黒2個、カラー3色が3個の合計11個が最初から同梱されています。これがブラックが16,000枚、カラーは11,000枚の印刷ができる量です。そしてPX-M886FLのインク代は追加購入しても安いです。
CMYK4色の大容量が1,900円x3+7,800円=13,500円(税抜)=14,850円(税込)。
インクの中身同じなのに…。
PX-886FLとPX-885Fの違い
- 本体性能は同じ。色が違う。
- インクの種類が違う。
- PX-886FLのインクは大容量4色で14,850円
- PX-885Fのインクは大容量4色で42,823円
- ※885Fは886FLのインクを使うことはできない
数年分の印刷枚数によってコスト曲線が変わります。あまり印刷しない場合は885、多く印刷する場合は886を選択する事になります。コスト曲線は公式サイトでシミュレーションできます。
例えばカラー印刷比率50%で100枚/月の場合
カラー印刷比率80%で500枚/月の場合
本体機能
- コピーもスキャンも印刷もとにかくはやい。カタログスペックは1分に24枚
- さすがに印刷する内容によって変わるしカタログスペックはあくまでもカタログスペック。とはいえ、下手なカラーレーザーよりもはやい。特に最初の1枚(印刷開始)がはやい。
- スキャナ
- スキャンした内容を直接クラウドストレージに保存できる(Epson Connect利用)
- USBメモリやメールやファイルサーバ(Samba)、PCに直接への保存可能
- ADFによって複数枚を自動で取り込み、1つのPDFファイルに出来る
- ADFによって両面スキャンに対応している
会社ではレーザープリンタばかり使っているので、インクジェット大丈夫かなと思っていましたが、顔料インクというのもあって、全然問題ないです。プリンタを購入するのが15年ぶりくらいなので、進化を感じました。
設定メモ
普通に電源を入れてWIFI接続するだけです。DHCPですが、一応固定IPにしておきます。利用ルーターはWXR-1900DHP3です。
ここでは192.168.11.50
をプリンタのIPとして固定利用します。DHCPの割り当てから除外し、プリンタのMacアドレスとIPアドレスを対応付けします。プリンタのMacアドレスをはネットワークの情報を本体から印刷できます。
IPを固定するとブラウザからプリンタの設定ができます。下記の画像はスキャナのデフォルト設定の変更。
このスペックは必要か?
正直必要ないと思います。
印刷する書類がなんやかんや多くなったのと、学生を始める関係で印刷して確認したいものが増えるので買いました。
あとはやっぱりスキャナですね。紙の明細が未だに多い。
ここが駄目!!
PX-M886FLの本体は黒色一色なのに、増設カセットユニットが白色しかない。ひどすぎる。
これだけは許せない!!
あとは紙を補給する(設置する)時に、背面、ADF、トレイそれぞれで印刷面(スキャン面)がどっちか分からないのが良くないです。(自分でシール貼れば良いだけですが)
少し使ってみて気づいた事: 用紙の問題かもしれないけど、紙が詰まりやすい。(実際には詰まっていないのだけど、詰まりましたエラーが出る)