HP OMEN45Lの電源交換

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去年ゲーミングPCを購入していたのですが、最近ゲームをやっていると電源が落ちる。
そして電源が落ちた後は放電をしないと暫く電源が付かない事象が頻繁に発生していました。

最初は温度かなと思っていたのですが、最近のグラボは瞬間的に電力が必要になることがあるらしく、電源が怪しいと思い電源を買い換えました。

HP OMEN 45Lの性能

  • CPU: Core i7 12700K
  • メモリ: DDR4-3733 16GB x2
  • グラボ: RTX 3080 Ti 12GB
  • SSD: WD_Black SN850 (2TB)
  • 電源800W GOLD(クーラーマスター製)

この機種と同じです。

ここにSSDを1つ追加とメモリを32GB*2を追加しています。
また、周辺機器としてSound Blaster GC7とDEPSTECHのWebカメラを接続しています。

購入した電源

同じくクーラーマスター製のATX3.0に対応した1250Wの電源です。同じメーカーでATX3.0に対応した電源がこれしかありませんでした。ATX3.0にした理由は瞬間的な消費電力にも耐えられる規格に沿っているからです。
MWE Gold V2 FM 1250W ATX3.0 MPE-C501-AFCAG-3JP

電源が接続できない

HP OMENのマザーボードが特殊で付属品だけでは取り付け不可能です。
この電源にはCPU用の補助電源ケーブルとして8ピンが1つ、4ピン+4ピンが1つ付いています。
OMENのマザーボード側は4ピンが2つです。

4PIN+4PINの形状は通常以下の形式です。(●は台形の形です)
黒い■●はオスピンで、自分側を向いている状態です。(刺す時は反転します)

爪  爪
●■ ●●
■● ●●

8PINの形状は以下の形式です。

●■■●
■●●■

この向きを無視して接続するとショートしてしまいます。

OMENのマザーボードは

   爪
   ◻︎⚪︎
   ⚪︎◻︎

⚪︎◻︎
◻︎⚪︎爪

向きを揃えると

爪  爪
◻︎⚪︎ ◻︎⚪︎
⚪︎◻︎ ⚪︎◻︎

さらに電源付属の4+4ケーブルは通常の4+4の形状ではなく、4+4のくせに8ピンの以下の形式でした。通常4+4の場合であれば片側が全部●なので入るのですが、この形式では片方は入るけど片方は入らないということに。

●■■●
■●●■

解決策

4ピンの延長ケーブルを買っても形状の変換ができないのでダメです。
8ピンを12ピンに増やすケーブルを使います。
これを購入しました。

これを使う事で、以下の4+4+4の形式になります。

●■■● ●■
■●●■ ■●

つまり、以下の形状が2つできます。

●■
■●

このオスピンであればマザーボード側のメスピンに刺すことができます。(刺すときは向きがくるりと反転するので以下のようになり刺すことができます)

■● ⇒ ◻︎⚪︎
●■ ⇒ ⚪︎◻︎

罠が多すぎる…
電源を交換してからは落ちなくなりました。