Meltdown, Spectreについて、前回の記事 にて、Elasticache(Redis)の性能が劣化した事を書きました。
そして先ほど、AWSのサイトにて次の記事が公開されました。
その中に、
Intel のマイクロコードの修正により、一部のお客様のインスタンスとアプリケーションがクラッシュする問題を確認し、個別に対処させていただいております。当該事象への対処のため、それらの問題が見られる AWS の基盤に対し、マイクロコードの一部の修正を無効化いたしました。全てのインスタンスは引き続き既知の脅威からは保護されております。無効化された Intel のマイクロコードは CVE-2017-5715 による理論的な脅威に対して付加的な保護を提供するものでした。今後、Intel から修正されたマイクロコードが提供され次第、(現在取り組んでいるいくつかのパフォーマンス最適化とともに)これらの付加的な保護を再度適用いたします。
とあります。
Elasticache(Redis)の性能変化を見てみる
次の画像はCPU Usageのグラフです。
緑の線が最初のライブパッチ適用、青が前日、赤が当日。なので時系列的には、緑→青→赤となります。青の線が途中で急に下がっています。マイクロコードを適用したであろう時間帯と合っています。
他のRedisも似たように下がっています。
というわけで、もとの性能に戻りました😊